豊見城市歴史民俗資料展示室

ペーパー学芸員の博物館巡り

はいさい!てんしょうです(^ ^)
今回は、沖縄県の南部にある豊見城市歴史民俗資料展示室についてご紹介していきます。

豊見城市歴史民俗資料展示室


那覇空港から車で約12分で行けて、観覧も無料なので気軽に立ち寄れます。

【博物館基本情報】
開館時間:9時〜12時、13時〜17時
休 館 日:月曜日・祝日・年末年始
所要時間:20分〜40分
観 覧 料:無料
※豊見城市立中央図書館と併設されており、敷地の周りに駐車場も多数あります。

旧日本海軍の魚雷

早速、入口の前に置かれている赤いロケットのようなものが目に入ってきました。
これは、実際旧日本海軍が所有していた魚雷です!!!


館内は、一部エリアを除いて、撮影の許可を頂いたので早速ご紹介していきます。
当館の最大の特徴は、市内各地域から収集した資料や、発掘調査などで出土した遺物品を展示していることです。展示室は、あまり広くは無いですが、ここでしか見られない展示品がたくさんあって見応えがあります。


こちらでは、発掘調査について子どもでも分かりやすいようにまとめて、実際の発掘の写真とともに紹介されています。ショーケースに中には実際の出土品が展示されており、土器のかけらなどは、当時の生活を知る上で、貴重な資料になります。

他にも、漁師が使用していた漁具や、祭りの紹介などがあります。
※漁具は以前紹介した『糸満海人工房館』の中で詳しく説明しているので良ければご覧ください。

沖縄の祭り・行事は基本的に、”作物が順調に生育し、豊かな収穫収穫ができるように神々へ祈願する”
という考え方が根底にあり、”人々の無病息災や子孫繁栄”の願いが込められています。

こちらは、人が生まれてから亡くなるまで、そして亡くなった後の行事・通過儀礼がザッと30以上あります。

あなたは、いくつ聞いたことがありますか?
子ども期のタンカーユーエー(1歳のお祝い)や青年期のニービチ(結婚式)なんかはとても有名ですね。そして、亡くなってからの行事の数が、さすが先祖崇拝の心を忘れない沖縄という感じがします。

さて、一際目を引く展示物が見えてきました!
豊見城市指定文化財(有形民俗文化財)に登録されているようです。

「饒波の龕」
ところでこの漢字読めますか?


正解は「のはのがん」と読みます。
饒波(のは)は地名で、龕(がん)は遺体を収めた棺箱をお墓まで運ぶための葬具です。
戦前の龕は沖縄戦によって焼失してしましましたが、その後修復されたものが展示されています。
その修復の過程についても細かく説明があり、何より修復技術の高さが素晴らしいので、一度間近で見てみることをおすすめします。

他にも、茅葺き屋根の民家を再現し、昔の生活の様子なども紹介されています。
ぜひ近くに立ち寄った際は豊見城市歴史民俗資料室にも寄って見てみてください。

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