はいさい!てんしょうです(^ ^)
今回は、沖縄県嘉手納町にある博物館『比謝川自然センター』についてご紹介します。
比謝川の自然を生かした「マングローブカヤック体験」などの自然体験を行う施設で、
4月の下旬頃にオープンしたばかりです。
施設の1階がオリジナリティ溢れる展示室になっているのでご紹介していきます。

【博物館基本情報】
開館時間:10:00〜17:30
休 館 日:なし(年中無休)
所要時間:30分〜40分
観 覧 料:100円(一般)※嘉手納町在住の小中学生は無料
お車で来る場合、Googleマップが近くの団地を案内してしまうことがあるので、注意が必要です。
歩きの場合は、比謝川大橋の脇の方から降りる階段がありますが、車で団地入口に入ると行き止まりになっているので、「嘉手納漁港」を通って裏の方から回っていく必要があります。

「嘉手納漁港」嘉手納漁港の脇道をまっすぐいくと下の写真のような道に辿り着くので、
右奥の道に進んでいくと駐車場まで行く事ができます。

それでは館内を見てみましょう!
館内の展示は非常に個性的でデザインが面白いですね。
もちろん中身も充実していて、沖縄で最も流域面積が広い比謝川の歴史を学ぶ事ができます。
その中から、興味深い展示を一部ご紹介します。

地質学からみる比謝川の歴史
比謝川流域には、黒色千枚岩、国頭れき層、琉球石灰岩の3つの岩石が分布しています。
黒色千枚岩は最も古くから沖縄県北部に分布していました。それを覆うように南側に新しい時代の国頭れき層(本島中北部に分布する山々を形成している土壌)や琉球石灰岩(本島南部に分布するサンゴ礁が堆積してできた土壌)が分布します。
これらの地層や岩石が地表に表れている場所を露頭と呼び、川沿いにみられる露頭を観察しながら、太古の時代に想像をめぐらすのも川歩きの楽しさの一つです。

歴史の舞台となった比謝川
比謝川は、たびたび歴史を動かす出来事の舞台になっています。
ペリーが琉球に来航した際に比謝川にも足を運んでいて、その時記された「ペリー訪問記」では、”閑静さと絵のような美しさが人の注意を引くほどであった”と記されているようです。
また、1609年、薩摩藩が沖縄に攻めてきたとき、嘉手納の女性たちが坂の上から熱々のおかゆを流して薩摩軍を手こずらせたという言い伝えもあるようです。
そして、沖縄の地上戦の際に米軍が攻めて来たのもこの比謝川でした。

シアタールーム
シアタールームでは、約7分ほどの動画が2本用意されています。
上映タイトルは、「比謝川いのちのものがたり」と「比謝川ひとものがたり」の2本で、
比謝川にすむ生き物の貴重映像や、たどって来た歴史、人との関わりなどが分かる見応えのある内容になっています。

今回ご紹介したのは展示のごく一部ですが、他にも独創的で工夫を凝らした展示がたくさんあり、
とても楽しめる内容でした。
展示を見てから川歩きやカヤック体験などもやってみると新しい発見もありそうです。


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