ボクネン美術館

ペーパー学芸員の博物館巡り

はいさい!てんしょうです(^ ^)
今回は、沖縄県北谷町にある美術館『ボクネン美術館』のご紹介です。

美浜のアメリカンビレッジ内にあるこの美術館ですが、赤瓦が特徴的で建造物自体が芸術的なデザインをしています。

建物の1階は”アカラギャラリー”と呼ばれミュージアムショップになっていて入場は無料です。
ここでは、オリジナル限定Tシャツや雑貨、絵画なども販売されています。

無料エリアだけでも十分楽しめますし、ボクネンさんのアートの世界に惹き込まれていきます。

紹介が遅れましたが、ボクネン(名嘉睦稔)さんは、1953年沖縄県の伊是名島で生まれた版画家です。
建物の2階が『ボクネン美術館』となっていて、この先は受付を済ませて進んでいきます。
館内も撮影及びブログ発信の許可を頂いたので、一部作品をご紹介していきます。

【博物館基本情報】
開館時間:11:00〜20:00(最終入館19:30)
休 館 日:火曜日・展示替え期間は休館(HPをご確認下さい)
所要時間:10分〜40分
観 覧 料:800円(大人)/500円(高校生以下)/シニア400円(65歳以上)
※1階アカラギャラリーは観覧無料

そもそもなぜボクネンさんがアカラギャラリー及びボクネン美術館をつくったのかということが、
ごあいさつにあったのでご紹介しておきます。

 機会があればわたしは、大きい作品を描きたがりますから、結果的に大きいものが増えてしまいます。しかし、厄介な事に大きい作品は展示できる場所が限られていますので、皆様に観ていただくことが難しい現状にありました。(一部略)
 内に秘める理由は色々ありますが、この美術館の創設は単純に、大きい絵をいつでも大勢の方々に観ていただきたい想いで行ったのだと、そう理解していただければ所期の目的が叶うものです。
 皆様の身近に絵があり、それがいつでも気軽に楽しめる、その事の状況づくりの一助になればと、希望して止みません。

名嘉睦稔 ごあいさつより

館内にはボクネンさんの作品が、ゆったりと並んでいましたが、生命力を感じる作品が印象的でした。

こういった木版画がどうやって描かれているのかその制作風景についても紹介されていました。

・祈りから始まる
・下絵を描かず墨でアタリをつける
・版木の上を泳ぐように一気に掘る

いやー、これは正に神業ですね!
心の内にある魂を版画アートという形にすることで、
僕が特に心動かされた作品はこちらです。作品名は「嗚呼」

写真では伝わりにくいかも知れませんが、この作品の緻密さには語彙力を失って「嗚呼」しか出てきませんでした。これはぜひ生で観にいって欲しいです。

冒頭で紹介した”ごあいさつ”の言葉通り、館内には他にも圧巻の大型絵画の展示がありました。
このブログはあえて写真は載せませんが、版画アートにご興味がある方はぜひ直接見に行ってみて下さい。

また、館内には螺旋階段があり、屋上が展望台になっています。
晴れた日にはサンセットビーチを一望できる綺麗な景色が見れるはずです。
この日は、あいにくの雨で展望台が締め切られていました(泣)
年間パスポート(1,500円)を購入したのでまたゆっくりしたいと思います。

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