魔女と僕

心に響いたback numberの歌詞 心に響いたback numberの歌詞

はいさい!てんしょうです(^ ^)
今回ご紹介したいback number の曲は『魔女と僕』です。
16枚目のシングル『ハッピーエンド』のカップリング曲として収録されています。
前回ご紹介した『幸せ』も、切ない片想いソングという点では共通していますが、
今回は、男性目線で男の情けなさい気持ちが巧みに表現されています。
そして、いわくつきの恋。勘のいい人はタイトルでお気づきかもしれませんが…
それでは、歌詞の中身を見ていきましょう!

あぁ君に近付いた分だけ
あぁ吸い取られるんだ
また潤んだ声で唱える
呪文ひとつで僕は逃げられない

私はいつも誰よりあなたの味方だよ

作詞:清水依与吏

いきなり世界に惹き込まれるまさに、魔法の一文目です。
近付いた分だけ”吸い取られる”という表現から何か危険な匂いがしてきました。
また、繰り返される詠嘆表現の”あぁ”、歌い方からもどこか自分の意思に反して流されているような、
男のやるせない気持ちがここに詰まっているような気がします。
”潤んだ声”という表現も特殊ですね。潤んだ瞳などの表現はよく聞きますが、今にも泣き出しそうな声といったところでしょうか?
さらに、”君”のセリフを”唱える”、”呪文”という言い回しをすることで相手の女性の魔女感が伝わります。そして、そのセリフも誰にでも使い回しができそうな薄っぺらい言葉。

ここから一気に決定的なサビに突入します。

愛する君の為に出来るのは
見て見ぬ振りくらいだろう
もう僕は知っている知っている
僕だけじゃないってこと

作詞:清水依与吏

”見て見ぬ振り”とか”知っている知っている”という繰り返し表現で、現実から目を背けて、今の居心地のいい瞬間に身を委ねようとする男の弱さが滲み出ていて非常に切ないです。
現実は”僕だけじゃない”って気づいてるはずなのに…。あぁ

あぁマメな人だって思って
気が付けば君しか見えなくなって

気が合うんだね私も好きだよ あの映画

作詞:清水依与吏

2番も非常にリアルな言葉で始まります。
裏があると分かっていても、自分のために尽くしてくれる人は”マメな人”に見えますよね。
そして、好きな人と共通点が見つかったらもう嬉しくて堪らないですね。
ここでも巧みな”呪文”がしっかり決まったようです^^;

そして、2番のサビでも相変わらず現実から目を背けて”見て見ぬ振り”をしようとしますが、
結びの言葉に変化があります!

ここは手のひらの上

作詞:清水依与吏

ここまで気づいていて、”手のひらの上”で転がされていることも分かっているはずなのに…。

続くCメロの表現が非常に秀逸です。

生まれながらに持った力と
生き抜く中覚えた呪文で
それを僕に使ったのは
ただの気まぐれだったの?

作詞:清水依与吏

綺麗な容姿を持って、口説き文句が非常に巧みで、男心を弄ぶ女性”魔女”をこんな表現で表してしまうなんて、本当に驚異的才能ですよね!
そして、ここで主人公は冷静になった時に、客観的に自分の置かれた立場を見ることができています。
こんな関係終わらせた方がいいと、心のどこかでは思っているに違いありません。

でも、一度愛してしまった”魔女”の”呪文”の前では、理性さえ失われてしまいます。

こんな話聞いてくれてありがとう
私にとってあなたはとても大切な人だよ

作詞:清水依与吏

心を許してしまった女性にこんなこと言われたらイチコロですね。
モテる女性は去り際の挨拶、対応がとにかく上手い!←ん、何の話し?

そして何より、最後のサビの結末がまさにback numberなのです。

胸の苦しみにも慣れてきた
ひどく馬鹿な自分に
もう嫌気がさしてる
僕は思う
はやく君に会いたい

作詞:清水依与吏

曲全体を通して、何度も何度も葛藤を繰り返して、ついに”ひどく馬鹿な自分にもう嫌気がさしてる”と
やっと先の見えない恋愛を終わらせる覚悟ができたのかと思ったら…

”僕は思う はやく君に会いたい”

そうなんです。結局最後にたどり着く気持ちは変わりませんでした。
人を好きになる気持ちは、そんなに簡単に終われないですもんね。変に綺麗事を歌うよりもリアルで心に響いてきます。

いかがだったでしょうか?
いつの間にか歌詞の世界に惹き込まれて、ドラマのワンシーンに入り込んだような気持ちになりますよね。
良ければあなたの好きな歌詞、好きな表現もコメントの中で教えてください(^ ^)/


なお、当ブログでの歌詞の解釈はあくまで個人的なものですのでご了承下さい。
また、本記事では楽曲『魔女と僕』の歌詞の一部を引用し、考察を行っています。
著作権は作詞者に帰属します。

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