はいさい!てんしょうです(^ ^)
今回は沖縄県沖縄市にある『沖縄市立郷土博物館』をご紹介します。

【博物館基本情報】
開館時間:9:00〜17:00
休 館 日:月曜日・祝日(11/3文化の日は開館)・慰霊の日・年末年始
所要時間:40分〜60分
観 覧 料:無料
観覧無料ながら、とても見応えのある博物館です。


駐車場は地下の方に10台ほど停められます。
沖縄市文化センターの3階が博物館になっています。


ロビーに入ると、大正・昭和初期の沖縄の農村の生活風景を表した人形や、
沖縄の昔ながらの商店街「マチヤグァー」を再現した展示がありました。

個人的には、三線の型についての展示も気になりました。
伝統的な三線にはいくつかの型に分かれていて、そのうち代表的な6つの型が紹介されていました。
僕が使っている三線はおそらく”真壁(まかび)型”のようです。

ここから、常設展示室に入っていますが、常設展示は第1展示室と第2展示室に分かれています。
第1展示室 沖縄市の歴史と民俗
第1展示室の歴史、文化コーナーでは、貝塚時代から戦後に至る市の歴史、現在では風化しつつある民俗行事、市内に伝わる民俗芸能を紹介しています。


そして沖縄市の歴史で忘れていけないのが”コザ騒動(コザ暴動とも言う)”です。
沖縄が米軍統治下にあった1970年12月20日未明に発生した、住民暴動のことを「コザ騒動」と呼びます。米軍関係施設や車両を焼き討ちしたこの事件ですが、直接の原因は米軍人の自動車が地元住民を巻き込んだ交通事故でした。しかし当時、沖縄住民が米軍関係者の無謀な運転で事故に遭っても、軍事裁判で無罪になるケースがほとんどだったようです。沖縄の人々は、日本及びアメリカの憲法どちらも適応されず、身分的に極めて不安定な状況にあり、住民の不満が非常に高まっていたようです。
”コザ騒動”は、当時米軍にあった裁判権の移管要求、沖縄住民の自治権拡大、復帰運動などへ大きな影響を与えた歴史的な事件と言えます。

第2展示室 沖縄市の身近な自然
第2展示室では、沖縄市の地形や地質、山野にすむ昆虫をはじめ様々な生物を標本などで紹介しています。地域の自然について、自然と人間との関わりが理解できるようになっています。
生物標本なども数多く扱っているため、普段は館内の電気を消灯しており、フラッシュをたいた写真撮影を禁止するなど、標本の管理には気を配っている印象でした。


僕が特に気になった展示は、ハブの頭骨の骨格標本です。
ハブの長い牙は毒牙で、ストローのように毒の流れる穴があいています。
ハブがエサに噛み付くと、すぐにエサを離しますが、すでに毒牙で付けた傷から毒が体の中に入っています。ハブの毒は動物の筋肉を溶かすため、ハブにっと食べやすく、無毒のヘビのように強い筋肉や骨格は必要としていないようです。

当館には、比較としてヒメハブ(太くて短い比較的毒性の低いハブ)やアカマタ(無毒のヘビ)の頭骨についての展示もあり、とても勉強になりました。
他にも、季節による虫や植生の変化についての展示など非常に興味深い展示が多くありました。

「沖縄市立郷土博物館」では歴史・民俗だけでなく、生き物・自然に関する展示も揃えており、非常に見応えのある展示内容でした。
駐車場もあり、無料で観覧が可能ですので沖縄市にお立ち寄りの際はぜひ寄ってみてください。


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