はいさい!てんしょうです(^ ^)
今回は、反戦平和資料館『ヌチドゥタカラの家』のご紹介です。

【博物館基本情報】
開館時間:9:00〜18:00
休 館 日:年中無休
所要時間:30分〜40分
観 覧 料:300円(大人)/200円(小中高生)
こちらの博物館は、阿波根昌鴻さんが、戦中・戦後を通して収集した資料が展示されています。
阿波根昌鴻(あはごんしょうこう 1901.3.3~2002.3.21)は、生涯を平和運動にささげ「沖縄のガンジー」と呼ばれました。
資料館リーフレットより
対岸にある本部村山川に生まれ、成人して伊江島に渡りました。働き者の喜代を見初め結婚、身重の妻を残し、単身中南米へ出稼ぎに行きます。
帰国後、農民学校をつくるため、島の西側に土地を求めました。学校が8割完成したとき、沖縄戦になり、島は戦場となりました。最愛のひとり息子昌健も沖縄戦で失いました。阿波根はじめ、生き残った島の人々は米軍によって、慶良間諸島に強制移住させられ、2年後、島に帰ることが許されました。破壊し尽くされた土地を耕し、家を建て、生活を立て直していたところ、米軍に土地を奪われました。その後、島の人々と共に、非暴力の抵抗運動を続けました。
阿波根は記録や資料を残すという感覚にも優れた人でした。琉球政府への陳情文、手紙、会議記録、新聞及びスクラップ、書籍、雑誌、写真、フィルム等、生涯を通して公私にわたる多くの記録、資料を残しています。
1984年には共に働き、学び合う場として「わびあいの里」を開設しました。施設内に設置された「ヌチドゥタカラの家 反戦平和資料館」には、阿波根が収集した資料の一部が展示されています。開設以来、修学旅行生をはじめ多くの人々が資料館を訪れています。
引用が長くなってしまいましたが、島民の未来のために農民学校をつくろうと尽力した阿波根さんでしたが、戦争のために志半ばで実現することができませんでした。そういった経験を通して感じた平和への想いをまっすぐなメッセージを自身で集めた資料と共に後世に伝えてくれています。


伊江島では、1955年、米軍が強制的に島民から土地を取り上げ、土地を奪われた住民は生きるすべてを失い、沖縄本島を「乞食行進」して訴えて回りました。人々の願いも虚しく、島の67%が米軍基地になり、その後は米軍による事件事故が絶え間なく続いています。1972年、沖縄復帰後も島の35%は米軍に奪われたまま戦争の訓練に使用されています。
少し重たい雰囲気の資料館にはなりますが、阿波根さんが自ら撮った写真などここにしかない貴重な資料が多くあります。平和について改めて考えるきっかけになりました。


伊江島の歴史を知る上で非常にためになる資料館ですので、伊江島に行く際はぜひ訪れて見て欲しいです。


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